演題

OP-271-7

IPMN切除範囲決定のための術中分割膵液細胞診の有用性の検討

[演者] 秋田 裕史:1
[著者] 高橋 秀典:1, 大東 弘明:2, 後藤 邦仁:1, 小林 省吾:1, 杉村 啓二郎:1, 三吉 範克:1, 本告 正明:1, 大森 健:1, 能浦 真吾:1, 大植 雅之:1, 藤原 義之:1, 矢野 雅彦:1, 石川 治:1, 左近 賢人:1
1:大阪府立成人病センター消化器外科, 2:大阪府済生会千里病院外科

(背景)IPMNの切除範囲決定において,当院では術中分割膵液細胞診を施行している.(方法)対象はIPMNに対し膵切除後,術中分割膵液細胞診を施行した50例.術前画像上病変と十分に離れた部位で切除側・温存側膵に分割した.温存側より膵液を採取して細胞診を行った.(結果)病変は頭部28例,体尾部22例であった.分割細胞診では7例が陽性でこれらは膵全摘術を施行した.残りの43例において22例に膵頭十二指腸切除術,19例に膵体尾部切除術,2例に膵中央切除術を施行した.病理結果はIPMA 10例,IPMC 18例, IPMN由来浸潤癌 22例であり,膵全摘を行った7例では1例がno malignancy,2例がIPMC,4例が浸潤癌であった.一方,膵を温存した43例中癌であった34例のうち2例で残膵再発を来し,1例は新規膵管癌と思われたが,もう1例は残存したIPMN由来浸潤癌であった.残りの32例においては全例3年以上のfollowで残膵再発は認めなかった.(結語)分割細胞診は残膵の切除範囲決定に有用と思われた.
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