演題

OP-270-5

腹腔鏡下脾温存膵体尾部切除術の安全性と効果の検討

[演者] 大村 仁昭:1
[著者] 武田 裕:1, 中平 伸:1, 桂 宜輝:1, 賀川 義規:1, 竹野 淳:1, 向坂 英樹:1, 谷口 博一:1, 加藤 健志:1, 田村 茂行:1
1:関西労災病院外科

【目的】2012年4月にリンパ節郭清を要しない症例を対象に腹腔鏡下膵体尾部切除術が保険収載され、それに伴い腹腔鏡下脾温存膵体尾部切除術が注目されつつある。脾温存による術後血小板数増加が抑制され、術後肺梗塞や脳梗塞の予防が期待でき、今後の更なる普及が見込まれる。腹腔鏡下脾温存膵体尾部切除術の安全性とその効果を検証する。【方法】2010年8月から2014年7月までに当院で施行した腹腔鏡下脾温存膵体尾部切除群11例と腹腔鏡下脾合併膵体尾部切除群16例において、安全性と効果を解析した。【結果】脾温存群と摘脾群で、手術時間、出血量、術後在院日数、術後膵液瘻の頻度と重症度に有意差を認めなかった。脾温存郡の術後血小板数は摘脾郡に比べて有意に低値であった。両群ともに術後血栓性合併症の発生は認められなかった。【結論】腹腔鏡下脾温存膵体尾部切除術は安全に施行でき、術後の血小板増加は有意に抑制された。
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