演題

OP-270-2

腹腔鏡下膵体尾部切除術における安全性と確実性を意識した手術手技について

[演者] 草野 智一:1
[著者] 村上 雅彦:1, 青木 武士:1, 野垣 航二:1, 松田 和広:1, 藤森 聡:1, 山田 宏輔:1, 古泉 友丈:1, 三田村 圭太郎:1, 小池 礼子:1, 榎並 延太:1, 山崎 公靖:1, 吉武 理:1, 渡辺 誠:1, 大塚 耕司:1, 加藤 貴史:1
1:昭和大学消化器・一般外科

腹腔鏡下膵体尾部切除術(LDP)は, 膵周囲の局所解剖の熟知と高度な手技が要求される. 今回, 当科にて施行した腹腔鏡下膵体尾部切除術(LDP)35例を検討し, 手術手技とその工夫について報告する. 手術手技であるが, 低侵襲性マイクロ把持鉗子(村上鉗子)を多用. 大網を解放し脾曲部まで剥離. 膵下縁の横行結腸間膜前葉を尾側に向け切離し脾下極外縁まで剥離. 膵後面の剥離を先行させ膵上縁まで十分に剥離. 短胃動静脈を処理後, 膵上縁から脾動脈根部を遊離し切離. その後, 脾静脈とともに膵離断. 離断には, 自動吻合器を用い, 十分なprecompression(5分)と離断時間(10秒かけ1cm切離)を担保. その後, 脾外側膜を切離し手術終了となる. 手術時間198(±113)分, 出血量207(±603)ml, 経口摂取開始日3.5(±6.5)病日, 術後在院日数15(±33)病日, 膵液漏ISGPF grade A 9例・grade B 3例であった. 鏡視下膵切除術は, 安全な手術手技となり得ると思われた.
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