演題

OP-269-8

膵癌に対する術前化学放射線療法の治療効果判定におけるFDG-PETの有用性の検討

[演者] 竜口 崇明:1
[著者] 秋田 裕史:1, 高橋 秀典:1, 大東 弘明:2, 後藤 邦仁:1, 小林 省吾:1, 杉村 啓二郎:1, 三吉 範克:1, 本告 正明:1, 大森 健:1, 能浦 真吾:1, 大植 雅之:1, 藤原 義之:1, 矢野 雅彦:1, 石川 治:1, 左近 賢人:1
1:大阪府立成人病センター消化器外科, 2:大阪府済生会千里病院外科

(背景)膵癌に対する術前化学放射線治療(NACRT)の効果判定におけるFDG-PETの有用性について検討した.(対象)NACRTを施行し,治療前後でFDG-PETを施行した73例.(結果)腫瘍は頭部40例,体尾部33例で,病理診断はpCRが2例,pT1,T2,T3,T4が10,2,44,15例,組織学的効果はEvans分類でI,IIA,IIB,III,IVが8,27,25,11,2例であった.SUV-maxは治療前が4.72(1.79-13.14),治療後が2.07(0-7.28)で,Evans分類との関係では,治療前後のSUV-max減少率において,Iで49.2%(-8%-100%),IIAで39.7%(2.5-68.5%),IIBで49.0%(5.7-75.1%)に対し,IIIで74.8%(28.2-100%),IVで67.0%(62.9-71.0%)とIII以上で有意に減少した.一方,SUV減少率で50%以上の減少は32例で,内訳はI,IIA,IIB,III,IVが4,4,12,10,2例と50%以下(I:IIA:IIB:III:IV=4:23:13:1:0)に比べ有意に組織効果が良好であり,III以上では13例中12例が減少率50%以上であった.(結語)FDG-PETは術前CRTの局所効果判定に有用である可能性が示唆された.
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