演題

OP-269-5

前方アプローチによりSMAを先行処理する膵頭十二指腸切除+門脈合併切除術

[演者] 中郡 聡夫:1
[著者] 矢澤 直樹:1, 古川 大輔:1, 和泉 秀樹:1, 増岡 義人:1, 山田 美鈴:1, 小澤 壯治:1, 貞廣 荘太郎:1, 安田 聖栄:1
1:東海大学消化器外科

【目的】膵頭部癌の門脈浸潤に対しては、前方アプローチによりSMAを先行処理することにより、良好な視野の確保が可能で、R0の達成にも有利である。【手術手技】まずSMVの左側で前方からSMAにアプローチし、膵頭部癌がSMAと離れている場合はSMAの前面・右側を、膵頭部癌がSMA近くまで浸潤している場合はSMA前面・右側・左側を剥離し、さらに背側まで全周剥離する。【膵頭部癌に対する門脈合併切除の成績】2001年1月から2013年10月までに、当科で切除した膵頭部癌は237例で、門脈合併切除を施行した門切群は100例(42%)で、門切(-)群は137例(58%)であった。門切群の1,2,5年生存率は70%、38%、10%であったのに対し、門切(-)群では72%、54%、22%であり、門切群の生存率が不良な傾向ではあったが、統計学的には有意差を認めなかった(p=0.057)。【結論】前方アプローチによるSMA先行処理は、良好な視野の確保が可能で、R0切除の達成にも有用である。
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