演題

OP-269-3

膵癌に対する周術期化学療法の有用性

[演者] 北郷 実:1
[著者] 板野 理:1, 篠田 昌宏:1, 八木 洋:1, 阿部 雄太:1, 日比 泰造:1, 永 滋教:1, 筒井 りな:1, 岸田 憲弘:1, 猪股 研太:1, 石井 政嗣:1, 藤田 優裕:1, 高木 千聡:1, 皆川 卓也:1, 雨宮 隆介:1, 今井 俊一:1, 下田 啓文:1, 溝田 高聖:1, 三島 江平:1, 相浦 浩一:2, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学一般・消化器外科, 2:川崎市立川崎病院外科

(目的)周術期補助療法として門注化学療法(PI)の予後に関する意義を検討.(対象/方法)1985年以降切除された膵癌263症例.初期(~2001)PI(PI2W)は術直後より5-FU 250mg/dayを2週間門脈内持続注入.後期(2001~)PI(PI4W)は術直後より5-FU 250mg/dayと Heparin 2000U/day の4週間門脈内持続注入とMMC 4mg/day,CDDP 10mg/dayを併用投与(x1/w,x4w).(結果)PI2W50例,PI4W94例,対照(Ct)119例(前期群58例,後期群61例).前期群で1/3/5年OSはPI2W 53.1%/32.7%/22.5%,Ct41.1%/17.9%/8.9%でPI2Wが良好.後期群では1/3/5年OSはPI4W91.1%/60.9%/47.2%,Ct87.8%/64.2%/28.4%でPI4Wが良好.PI4W+GEM(n=46)の1/3/5年OSは91.3%/54.4%/34.0%,PI4W+TS-1(n=12)は100%/75.0%/50.0%でPI4W+TS-1が良好であった.(結語)膵癌に対する周術期補助療法としてPIは全生存期間の延長をもたらすことが示唆された.PI4Wに追加補助療法としてTS-1はGEMより症例が少ないものの良好な予後が期待される.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版