演題

OP-268-6

膵頭部癌に対する膵頭十二指腸切除術における切除断端の評価の検討

[演者] 高橋 大五郎:1
[著者] 高橋 進一郎:1, 大久保 悟志:1, 岡田 嶺:1, 中山 雄介:1, 西田 保則:1, 北口 和彦:1, 加藤 祐一郎:1, 後藤田 直人:1, 小西 大:1
1:国立がん研究センター東病院肝胆膵外科

目的:正確な癌遺残度評価を行うため切除標本の取り扱いを標準化し切除断端について評価した.対象・方法:当科でSSPPDが施行された膵癌標本を,膵周囲剥離面と関係するリンパ節を標本から取り分けず,S,RP,PL,PV,PCMをマーキングし固定.標準化群40例と検体の取り扱いを規定していない非標準化群40例をretrospectiveに再検討した.結果:非標準化群,標準化群は門脈合併切除16:22例,膵癌取扱い規約StageⅡ/Ⅲ/Ⅳa/Ⅳb 1/14/21/4:1/13/18/8例.R0/1/2は非標準化群では35/4/1例でR1部位はRP/PL 4/2,標準化群では37/2/1例でR1部位はS/PL 1/1.病理学的に再検討し,切除断端から1mm以内に腫瘍が存在する症例(revised R1)は非標準化群で23例,部位はS/RP/PL 4/19/8.標準化群では16例,部位はS/RP/PV/PL 8/4/2/11.考察: 標準化前は偽剥離面の形成,診断時のdisorientationによりR1部位を誤認した可能性がある.revised R1ではその傾向はより強く、overestimationの可能性が示唆された.
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