演題

OP-268-4

膵切除後の残膵に発生した腫瘍に対する手術症例の検討

[演者] 中島 洋:1
[著者] 安藤 陽平:1, 松本 英男:1, 平井 敏弘:1, 中村 雅史:1
1:川崎医科大学消化器外科

膵切除後の残膵に腫瘍を発生する症例が増えている。2011年9月から2014年8月までの3年間に当科で残膵腫瘍に対し手術を行った4例について、臨床病理学的因子を検討した。1回目の手術:対象疾患はIPMC1例、通常型膵癌2例、胆管癌1例であった。術式はPD2例、DP2例で、いずれもR0手術であった。2回目の手術までのintervalは12ヶ月 - 84ヶ月であった。2回目の手術:全例残膵全摘(PD2例、DP2例)を行い、手術時間は167-315分、出血量90-431mlで、全例D1郭清であった。全例術後合併症を認めず22-40日で退院した。全例術後のQOLは良好で、外来で補助化学療法を行った。病理結果は、全例が通常型膵癌で異時性多発癌であった。さらに2例では、二回目の切除標本内でも癌が多発していた。2回目の手術からの追跡期間は6-21ヶ月で、2例が肝転移のため死亡、2例は無再発生存中である。
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