演題

OP-267-7

R0に向けたSMA神経叢廓清手技のDe-Rotation法を用いた定型化

[演者] 山崎 慎太郎:1
[著者] 高山 忠利:1, 吉田 直:1, 宮崎 晃行:1, 阿部 勇人:1, 江原 千東:1, 檜垣 時夫:1, 手島 洋一:1
1:日本大学消化器外科

SMA神経叢浸潤を伴う膵癌へのR0切除には神経叢廓清の範囲が重要であるが、手技は客観的なものではない。術前の腹部造影CTの3D構築により下膵十二指腸動脈(IPDA)の分枝と走行の把握は容易となった。IPDAは上腸間膜動脈(SMA)を軸と見たとき右から左へ反時計軸回転をしている事も良く知られ、Treitz靭帯は横隔膜脚よりS状に走行する十二指腸を吊り上げている。 立体構造の把握が困難で実際の手技でも視認性が悪い。近年、切除検体の鬱血予防とoncologicalな観点よりIPDAを先行結紮する方法が推奨され、IPDAのアプローチ法にも各種の方法が提唱されている。我々はTreitz靭帯とIPDAの走行を発生学に基づきDe-rotationさせの同一平面に単純化し、次いでSMA神経叢の廓清を定型化した。【結語】R0切除に向けてTreitz靭帯の解剖と血管の走行を単純化しIPDA根部の確認と神経叢の廓清とを定型化する本法は有用な手技である。
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