演題

SY-20-1

呼吸器外科領域における胸腔鏡下手術の適応と実際~更なる適応拡大を目指して~

[演者] 藤森 賢:1
[著者] 河野 匡:1, 原野 隆之:1, 鈴木 聡一郎:1, 飯田 崇博:1, 酒井 絵美:1, 川島 峻:1
1:虎の門病院呼吸器センター外科

【はじめに】我々は一貫して完全モニター視の3-port胸腔鏡下手術(VATS)を行ってきた.徐々に適応拡大し2005年に95%,現在98%の施行率である.VATSの適応は年齢制限なし.肺癌はcⅡB期まで(第2肺癌,気管支形成,左全摘等可).転移性肺腫瘍は両側9個まで.縦隔腫瘍は第1肋骨後方上縁下の径10cmまで(肺・心膜合併切除可).等としている.【対象・結果】2005~13年に行った総手術3827件中,VATSでの手術は3728件(97.4%),肺癌1530件,転移性肺腫瘍614件,縦隔腫瘍(含MG)428件,術式は葉切(含2葉切)1365件,区切324件,胸腺全摘(含拡大胸腺)176件,開胸移行は14件(0.4%)であった.【考察】da Vinciを導入しない理由はVATSで様々な縫合を含めた手技は可能であり,RATSは高額,吸引や自動縫合器の不可,ポート孔・数の多さ,長い準備時間等がある.しかし高額面さえ改善されればPA形成等の適応拡大に有用と考え,またRADIUS鉗子等はVATS時でも使用可能である.
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