演題

OP-266-5

化学放射線療法後、局所進行膵癌に対する外科治療

[演者] 浅野 之夫:1
[著者] 石原 慎:1, 伊東 昌広:1, 津田 一樹:1, 志村 正博:1, 清水 謙太郎:1, 林 千紘:1, 越智 隆之:1, 堀口 明彦:1
1:藤田保健衛生大学総合外科・膵臓外科

【はじめに】膵癌の治療は外科切除が唯一の根治療法である。しかし、膵癌は発見時すでに進行している症例が多く、R0手術を行うことが困難な場合がある。教室では、主要血管に浸潤を示す局所進行膵癌でも遠隔転移を認めない場合、化学放射線治療(chemo-radiotherapy:CRT)によりdawn stagingすることで、R0手術を目標としている。CRT後の手術は膵周囲組織の線維化や癒着が多く、通常の手術に比べ、より正確な手術操作を要する。CRT後の手術ビデオを供覧し発表する。【治療指針】局所進行膵頭部癌57例にCRTを施行した。(rad:2Gy/回×30回,day1-5,6w、chemo:GEM/600mg/m2 day1,8,15,q4w)【治療成績】CR:0例、PR:24例、SD:29例、PD:4例であった。Response Rateは42.1%であり、Disease Control Rateは93.0%であった。PR症例4例に切除術を施行した。【考察】根治切除困難と思われる膵癌であっても、CRTにより縮小効果が認められれば,R0手術につながる可能性がある。
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