演題

OP-264-6

75歳以上高齢者の総胆管結石症に対するERBDチューブを用いた腹腔鏡下総胆管結石摘出術の効果

[演者] 鈴木 秀明:1
[著者] 湯汲 俊悟:1, 森本 真光:1, 石丸 啓:2, 古田 聡:3
1:国立病院愛媛医療センター外科, 2:愛媛大学消化管・腫瘍外科, 3:国立病院愛媛医療センター

【はじめに】当院は2009年からERBDチューブを用いた腹腔鏡下総胆管結石摘出術(eLCBDE)を導入している。【目的】75歳以上の高齢者の総胆管結石症に対するeLCBDEの効果を検討する。【対象と方法】2005年から2014年に施行した75歳以上の総胆管結石症に対してeLCBDE手術群(eL)7例と開腹手術群(O)10例を比較検討した。【結果】2群の平均年齢、性別、BMI、ASA分類、腹部手術既往率、総胆管結石数、結石最大径、総胆管最大径に差はなかった。手術時間はeLに長い傾向で、出血量はO(p=0.004)に多かった。術後は排ガス(p=0.034)と排便(p=0.012)に有意差を認めた。鎮痛薬の回数(p=0.045)はOに多く術後入院日数もOに長い傾向であった。合併症は死亡例はなくClavian-Dindo分類で有意差を認めなかった。【結語】75歳以上の高齢者の総胆管結石症に対するeLCBDEは手術時間が長い傾向であるが出血量が少なく離床促進や疼痛軽減に有用であった。
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