演題

OP-264-5

当院における腹腔鏡下胆嚢摘出術開腹移行例の検討

[演者] 原村 智子:1
[著者] 原口 正史:1, 伊藤 信一郎:1, 渡海 大隆:1, 野田 和雅:1, 北島 正親:1, 井上 啓爾:1, 南 恵樹:1, 鬼塚 伸也:1
1:長崎みなとメディカルセンター 市民病院 外科

【緒言】腹腔鏡下胆嚢摘出術(laparoscopic cholecystectomy:以下LCC)は、炎症による癒着の程度によって大きく難易度が異なる。【目的】当科にて施行したLCCのうち開腹に移行した症例を検討した。【対象・結果】対象は2010年1月から2014年7月に施行したLCC 491例。待機手術は440例、緊急手術は51例であり、開腹移行は待機手術で32例(7.3%)、緊急手術で5例(9.8%)であった。開腹移行の理由は炎症による癒着が最も多く、合併症は高度出血を8例認めたが胆管損傷は認めなかった。【考察・結語】腹腔鏡手術は侵襲が少ないとされているが、癒着や術中出血など腹腔鏡下に対処できない状況が生じ得る。今回の検討では開腹移行率は7.5%であり大部分の症例で腹腔鏡手術を完遂することが可能であったが、腹腔鏡操作に難渋する症例では、合併症を防ぐためにも速やかに開腹に移行する判断が必要となる。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版