演題

OP-264-2

急性胆嚢炎に対する早期腹腔鏡下胆嚢摘出術導入の試みと治療成績の検討

[演者] 山田 晃正:1
[著者] 金 到完:1, 中川 朋:1, 平岡 和也:1, 小西 健:1, 遠藤 俊治:1, 奥山 正樹:1, 西嶌 準一:1
1:東大阪市立総合病院消化器外科

[緒言/目的]急性胆嚢炎診療ガイドラインの公表以降,当院では積極的にe-LC (e-LC:early-laparoscopic cholecystectomy)を導入してきた.e-LC導入以降の急性胆嚢炎に対する手術成績を検討した.[対象/方法] 2011年5月~2014年8月末に急性胆嚢炎にて胆嚢摘出術を施行した53例を対象とし,開腹移行率/発症後経過期間別の治療成績を検討した.[結果/考察]軽症/中等症/重症=8/39/6例で,発症から手術まで目的術式はLC/開腹移行/通常開腹=43/7/3(開腹移行率=14.0%).術後合併症は腹腔内膿瘍:2例(3.8%).重症例を除く47例に関して,発症後72時間を境界とした早期手術群(N=34)と晩期手術群(N=13)で比較したところ,手術時間(157 vs148分),出血量(196 vs 99 mL),術後入院期間(6.3日 vs 8.1日)に有意差を認めなかった.[結語]開腹移行率/合併症率などは比較的満足いく成績と思われ,手術時期別には手術成績に差を認めないため,中等/軽症例については,待機手術も考慮すべきと思われた.
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