演題

OP-263-7

高度炎症を伴う症例に対して安全に腹腔鏡下胆嚢摘出術を完遂する工夫

[演者] 三宅 修輔:1
[著者] 上田 純二:1, 井手 貴雄:1, 能城 浩和:1
1:佐賀大学一般・消化器外科

【目的】高度の炎症を伴った胆嚢炎に対する胆嚢摘出術は難易度が高く、術中偶発症の危険性が高い。高度炎症を伴う胆嚢炎2症例に対して、安全に腹腔鏡下胆嚢亜全摘術を施行しえた。その手術映像を供覧する。【方法】胆嚢頚部の炎症が高度であった2症例に対し、胆嚢頚部を腹腔鏡下で胆嚢管に近い部位で切開し結石を摘出した。胆嚢管開口部を胆嚢内宮から確認して胆嚢亜全摘術を行い、胆嚢粘膜側から胆嚢管開口部を腹腔鏡下に縫合閉鎖した。【結論】高度炎症の予測される症例では腹腔鏡下胆嚢亜全摘術を行うことで、術中胆管損傷の危険性を回避し、腹腔鏡下で手術を完遂することができた。開腹移行を躊躇しないことも重要ではあるが、開腹しても剥離操作は困難であり、上記のような腹腔鏡下胆嚢亜全摘を行うことは、高度炎症を伴う胆嚢摘出術における術中偶発症の予防に対して有効であると考えられた。
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