演題

SY-19-3

大動脈腸骨動脈及び大腿膝窩動脈に多発病変を有する間歇性跛行肢の治療戦略—inflow血行再建の有用性について

[演者] 前川 卓史:1
[著者] 徳永 晴策:1, 小山 明男:1, 田畑 光紀:1, 児玉 章朗:1, 坂野 比呂志:1, 成田 裕司:1, 山本 清人:1, 古森 公浩:1
1:名古屋大学血管外科

【目的】大動脈腸骨動脈(AI)および大腿膝窩動脈(FP)に病変を有する閉塞性動脈硬化症に対する治療につき検討した。【方法】AI及びFP 2領域に病変を有し初回AIのみに血管内治療を行った跛行肢36症例 47肢を対象とし、ABIおよびトレッドミル検査の変化、症状の改善につき後ろ向きに検討した。 【結果】背景;男性31例 (66%)、平均年齢71歳、高血圧42例(89%)、 糖尿病19例(40%)、高脂血症24例(51%)、透析3例(6%)、喫煙歴40例(85%)。TASCⅡ分類AI;A 15、B 15、C 8、D 9、FP;A 9、B 4、C 5、D 29。ABI 0.48±0.03vs0.63±0.02 ( p<0.05)、トレッドミル;跛行出現距離 51.72±7.40vs 94.12±12.14 p<0.05、最大歩行距離 100.4±11.14 vs 129.4±10.67 p<0.05、回復時間 9.44±0.57 vs 7.08±0.68 p<0.05と改善した。【まとめ】AI及びFPに多発病変を有する跛行肢の治療で、inflowの治療で改善が得られた。FPへの追加治療は、慎重に検討することが肝要である。
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