演題

OP-261-5

膵頭十二指腸切除術後膵管チューブ内膵液中アミラーゼ値測定による術後膵液漏の予測

[演者] 古川 賢英:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 後町 武志:1, 堀内 尭:1, 白井 祥睦:1, 岩瀬 亮太:1, 阿部 恭平:1, 奥井 紀光:1, 藤原 佑樹:1, 恩田 真二:1, 畑 太悟:1, 坂本 太郎:1, 柴 浩明:1, 二川 康郎:1, 石田 祐一:1, 遠山 洋一:1, 三澤 健之:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

[背景]PD術後合併症の中で最も重要なものは膵液漏である。今回PD術後膵管チューブ内膵液AMY値の測定が膵液漏の予測に有用であるか検討を行った。[方法]2012年1月から2014年8月に当院で施行した63例を対象とし、年齢、性別、疾患、出血量、手術時間、残膵の硬度、膵管径、膵空腸吻合法、術後血清AMY値、CRP値、PD術後膵管チューブ内膵液AMY値の減少率 (対術後直近2日間)について術後膵液漏 (Grade B or C)の発症をend-pointとして単変量、多変量解析を行った。[結果]単変量解析では、非膵癌、soft pancreas、術後血清CRP値≧5 mg/dl、膵管チューブ内膵液AMY値の減少率 > 80%で有意に膵液漏が多かった。多変量解析では、膵管チューブ内膵液AMY値の減少率 > 80%のみが有意な膵液漏の危険因子であった。[結語] PD術後定期的な膵管チューブ内膵液AMY値の測定は術後膵液漏の予測に有用である。
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