演題

OP-261-1

術前内視鏡的膵管ステントによる尾側膵切除術後膵液瘻予防効果の前向き臨床試験

[演者] 松本 逸平:1
[著者] 新関 亮:2, 外山 博近:2, 浅利 貞毅:2, 後藤 直大:2, 白川 幸代:2, 有坂 好史:3, 塩見 英之:3, 増田 充弘:3, 味木 徹夫:2, 福本 巧:2, 竹山 宜典:1, 久津見 弘:3, 具 英成:2
1:近畿大学外科, 2:神戸大学肝胆膵外科, 3:神戸大学消化器内科

【目的】尾側膵切除術(DP)における術後PF低減を目的とした術前内視鏡的膵管ステント留置術(Endoscopic pancreatic stenting: EPS)の有用性を前向き検討した(UMIN000004126)。【方法】DPが治療の第一選択となり選択基準に合致し、文書による同意が得られた患者を対象とし、術前2-7日にEPSを留置し、DPを施行した。術後grade B以上のPFの発生頻度を主要評価項目とした。従来法のgrade B以上のPF発生頻度を30%、術前EPSによる期待PF発生頻度を10%と仮定した場合(両側 α=0.05, β=0.02)の必要症例数は32例であった。除外・脱落例を加味し予定症例数は35例と設定した。【結果】15例に術前EPSを留置しDPを行った。術後PFはgrade B 4例(26.7%)、grade C 0例(0%)であり、期待PF発生頻度10%を見込めないことより、本試験は無効中止とした。【結語】DPにおける術後PF低減を目的とした術前EPS留置術の有効性は認めなかった。
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