演題

OP-260-2

膵頭十二指腸切除後のMRSA感染防止戦略

[演者] 生駒 久視:1
[著者] 畠山 知也:1, 森村 玲:1, 小菅 敏幸:1, 小西 博貴:1, 小松 周平:1, 村山 康利:1, 塩崎 敦:1, 栗生 宜明:1, 中西 正芳:1, 市川 大輔:1, 藤原 斉:1, 岡本 和真:1, 阪倉 長平:1, 落合 登志哉:1, 大辻 英吾:1
1:京都府立医科大学消化器外科

【はじめに】高侵襲をともなう膵頭十二指腸切除(PD)後のMRSA感染に悩まされることが多い。2011年8月よりMRSA感染防止戦略として4つの介入を行った。【対象と方法】2008年1月1日から2014年7月31日までPDを施行した135例 介入の前後で2群(A群:介入前、B群:介入後群)に分類【介入1】入院前鼻腔前庭検査(PNC)、および入院後、MRSA陽性症例のコホーティング。【介入2】PNC陽性症例に対する除菌。【介入3】抗MRSA薬の術前投与【介入4】スタッフに対してWHOの推奨する速乾性擦式アルコール(Al)手指衛生の徹底。【結果】膵瘻のMRSA感染はA群3例(16.7%)B群1例(7.14%)で有意差なし。膵瘻、SSI,血液などの少なくとも1つのMRSA感染を来した症例は A群16例(24.6%)B群5例(7.14%)p=0.005と有意差を持ってB群で少なかった。【考察】今回の介入によってMRSA術後感染は減少させることができた。院内感染による膵瘻のMRSA感染防止に有用で可能性が示唆された。
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