演題

OP-260-1

膵頭十二指腸切除後における術後胆管炎、胆管狭窄の検討

[演者] 佐々木 勇人:1
[著者] 村上 義昭:1, 上村 健一郎:1, 橋本 泰司:1, 近藤 成:1, 中川 直哉:1, 迫田 拓弥:1, 大毛 宏喜:1, 末田 泰二郎:1
1:広島大学応用生命科学部門外科

【諸言】膵頭十二指腸切除(PD)の晩期合併症として胆道再建に伴う術後胆管炎、胆管狭窄が問題となる。【目的】PD後の胆管炎、胆管狭窄例を検討し危険因子を解析する。【対象、方法】対象は2003年11月から2013年7月まで当院で施行されたPD237例。胆管空腸吻合は5-0PDS-II後壁連続前壁結節縫合、5mm以下の細径胆管にはstentを留置(2009年5月以前:internal stent、2009年5月以降:external stent)。術後胆管炎はTokyo Guidelines 2013で定義。胆管狭窄は画像診断で狭窄を認め、治療を要する黄疸または胆管炎ありと定義。【結果】観察期間中央値33ヵ月。吻合部胆管径は中央値10mm。胆管炎は50例(21%)に、胆管狭窄は13例(5.5%)に発症。胆管炎ではinternal stent(P=0.026)、BMI25<(P=0.035)が、胆管狭窄に関してはinternal stent(P=0.007)が有意な危険因子であった。【結語】PDにおける胆道再建でinternal stentの留置は術後胆管炎、胆管狭窄の有意な危険因子となる。
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