演題

OP-257-7

出生直後に緊急手術を必要としたCCAM(先天性嚢胞性腺腫様奇形)症例の検討

[演者] 芦塚 修一:1
[著者] 内田 豪気:1, 平松 友雅:1, 大橋 伸介:1, 田中 圭一朗:1, 黒部 仁:1, 桑島 成央:1, 吉澤 穣治:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【目的】胎児診断されたCCAMで出生後に緊急手術した症例を検討した。【対象と方法】出生直後に呼吸障害で緊急手術をした5例と待機的に治療した8例を比較検討した。また、胎児期のCCAM体積はCVR値で評価した。【結果】緊急群はStockerⅠ型3例、Ⅱ型2例で、待機群はStockerⅠ型4例、Ⅱ型2例、Ⅲ型3例であった。緊急群の出生から手術までの時間は37分から9日で4例(80%)が24時間以内に呼吸不全が増悪し肺葉切除となり、2例がPPHNを合併した。緊急群の28週前後期のCVR値は0.56から3.39(平均値1.47)で、妊娠後期では0.14から3.01(平均値1.62)に対し、待機群の28週前後期のCVR値は0.35から0.83(平均値0.59)で、妊娠後期では0.23から0.47(平均値0.33)で、統計学的に有意差がなかったが、緊急群で日齢9に手術した1例を除外すると妊娠後期のCVR値で有意差(P=0.047)を認めた。【結語】妊娠後期(36週前後)のCVR値が出生後の予後判定に有用であった。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版