演題

OP-257-6

小児潰瘍性大腸炎患児の術後回復過程の検討

[演者] 大竹 紗弥香:1
[著者] 内田 康幸:1, 大串 健二郎:1, 鈴木 信:1, 桑野 博行:1
1:群馬大学病態総合外科

【背景】小児の潰瘍性大腸炎(UC)は成人より重症・難治例が多く、時に成長障害も来たすことがあり、適切な外科的介入時期を評価する事が重要である。【目的】当科にてUCの大腸全摘術を施行された患児の術後回復過程を後方視的に検討した。【対象】2003年~2014年の間、当科にて大腸全摘術を行い、経過観察されている小児期発症UC患者8名(平均発症年齢9.5歳、平均手術時年齢11.9歳)。【結果】術式は全例、回腸嚢肛門吻合(IAA)であり、2期手術が5例、3期手術が3例であった。術後、回腸嚢や肛門のトラブルにて長期人工肛門造設状態となっている症例が3例あった。成人している5例は全例就労している。【まとめ】薬物療法が進歩しても小児では成長障害も念頭に置き、重篤な影響が出る前の外科的介入が必要だが、術後長期に人工肛門を必要とする症例もあり、手術法や手術のタイミングなど、十分な検討が必要である。
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