演題

OP-257-2

胆道穿孔きたした先天性胆道拡張症における膵管胆管合流形態の検討

[演者] 福澤 宏明:1
[著者] 漆原 直人:2, 福本 弘二:2, 前田 貢作:1
1:兵庫県立こども病院外科, 2:静岡県立こども病院小児外科

【目的】胆道穿孔を来した先天性胆道拡張症における、合流形態を検討する。【対象・方法】2施設で根治手術が行われた先天性胆道拡張症で、膵管胆管合流形態が評価できた症例を対象とした。胆道穿孔を来した症例の膵管胆管合流形態の特徴を検討し、非穿孔症例の膵管胆管合流形態と比較した。【結果】膵管胆管合流形態が評価できた症例は150例であった。その中で胆道穿孔を来した症例は9例であった。その穿孔例の9例中8例に共通管拡張が見られ、7例に合流部手前の下部胆管に狭窄が見られた。よって共通管拡張と下部胆管狭窄を伴うものが胆道穿孔のリスクと推測された。次に非穿孔例141例で共通管拡張と下部胆管狭窄を伴う例は42例(29.8%)であり、これらを比較すると有意差を持って胆道穿孔例に共通管拡張と下部胆管狭窄を併せ持つものが多かった。【まとめ】共通管拡張と下部胆管狭窄を併せ持つ膵管胆管合流形態は胆道穿孔のリスクが高いと考えられた。
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