演題

SY-18-7

食道アカラシアに対するPOEMの臨床経験

[演者] 塩飽 洋生:1
[著者] 山下 兼史:1, 大宮 俊啓:1, 島岡 秀樹:1, 中島 亮:1, 別府 理智子:1, 武野 慎祐:1, 佐々木 隆光:1, 二村 聡:2, 井上 晴洋:3, 山下 裕一:1
1:福岡大学消化器外科, 2:福岡大学 病理, 3:昭和大学江東豊洲病院 消化器センター

【はじめに】食道アカラシアに対する経口内視鏡的筋層切開術(Per-Oral Endoscopic Myotomy : POEM)の手技および治療成績について報告する。【結果】2011年9月~2014月8月の間、95例のPOEMを施行した。食道アカラシア:91例(直線型82例,シグモイド型 9例), びまん性食道痙攣症:4例であった。男女比:43:52、年齢:48.9±18.8歳(7-91)、筋層切開長は12.6±4.3cm(7-26)、胃側の筋層切開長は2.6±1.0cm(1-5cm)、手術時間は148.5±45.9分(75‐345)であった。POEM後のLES部の平均の圧、弛緩時の残圧は、ともに有意差をもって低下した。Eckardt スコアも有意差をもって低下した。またPOEM後3ヶ月以上経過した70例の検証では、LA分類 gradeB以上の逆流性食道炎を16%に認めたが、全例、制酸薬の内服で軽快した。【結語】POEMは食道アカラシアに対する画期的な治療法である。今後、食道アカラシアおよびその類縁疾患に対する第一選択の治療法になると考える。
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