演題
OP-255-8
加圧トレーニングにおける成長ホルモンとグレリンの関係について |
【背景・目的】グレリンは、成長ホルモン分泌促進因子受容体の内因性リガンドとして同定されたが、加圧トレーニングにおける関与については報告されていない。そこで今回は、同法における成長ホルモンとグレリンの変化を検討した。
【対象・方法】 健常成人10人を対象に上肢を加圧し、15分間の運動を行い、成長ホルモン、IGF-1およびグレリンの値を測定した。
【結果】成長ホルモンは、運動前後で0.042(0.008-1.21)ng/mlから0.71(0.028-9.76)ng/mlへと有意に上昇した。一方で、IGF-1、活性型グレリン、非活性型グレリン、Totalグレリンは運動前後で有意差を認めなかったが、グレリンA/T比は20.4(14.2-38.4)から24.0(14.7-43.1)へと有意に上昇した。
【まとめ】加圧トレーニング前後で、成長ホルモンと同様に、グレリンA/T比も有意に上昇していた。
【対象・方法】 健常成人10人を対象に上肢を加圧し、15分間の運動を行い、成長ホルモン、IGF-1およびグレリンの値を測定した。
【結果】成長ホルモンは、運動前後で0.042(0.008-1.21)ng/mlから0.71(0.028-9.76)ng/mlへと有意に上昇した。一方で、IGF-1、活性型グレリン、非活性型グレリン、Totalグレリンは運動前後で有意差を認めなかったが、グレリンA/T比は20.4(14.2-38.4)から24.0(14.7-43.1)へと有意に上昇した。
【まとめ】加圧トレーニング前後で、成長ホルモンと同様に、グレリンA/T比も有意に上昇していた。