演題

OP-255-6

HF10の皮下腫瘍への局所投与における肝転移および腹膜播種への宿主の腫瘍免疫を介した波及治療効果の検討

[演者] 堀田 佳宏:1
[著者] 粕谷 英樹:1, 小林 大介:1, 田中 千恵:1, 神田 光朗:1, 山田 豪:1, 藤井 努:1, 杉本 博行:1, 野本 周嗣:1, 藤原 道隆:1, 小寺 泰弘:1
1:名古屋大学消化器外科

背景)肝転移・腹膜播種モデルのマウスに対して、HF10の局所背部腫瘍投与だけで全身疾患を抑制できるかを検討した。方法)マウス大腸癌細胞株(MC26)へのHF10の細胞障害性をMTTアッセイを用いて調べた結果、高い細胞障害性を示した。肝転移・腹膜播種モデルのマウスを作成し、無治療群・HF10治療群に分けて計4つのグループで比較・検討を行った。腫瘍注入後、皮下腫瘍に対して10・17・24日目にHF10治療を行い腫瘍径と生存期間を観察した。17日目のマウスから脾臓からリンパ球を抽出後、MC26に対する細胞障害性を計測した。また、胸腺からリンパ球を抽出後、IFN-γの発現を観察した他、摘出肝臓組織でqPCRを行いHF10の定量を行った。結果・考察)無治療群と比べ治療群において皮下腫瘍への腫瘍抑制効果、生存期間の延長が観察されHF10局所投与による宿主の腫瘍免疫を介した全身への治療効果、特異的な腫瘍免疫の誘導が示唆された。
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