演題

OP-255-1

Eprobe PCR法を用いたKRAS codon12/13とBRAF V600Eの同時検出法の開発 -簡便な包括検査への可能性-

[演者] 渥實 潤:1
[著者] 清水 公裕:1, 花見 健志:2, 榎田 泰明:1, 木村 恭将:3, 三谷 康正:3, 臼井 健吾:2, 林崎 良英:2, 竹吉 泉:1
1:群馬大学臓器病態外科, 2:理化学研究所オミックス基盤研究領域, 3:株式会社ダナフォーム

【目的】大腸癌においてKRAS codon12/13 変異とBRAF V600Eを検出できる包括的かつ簡便な検査法が求められている.本研究ではEprobe法による変異解析の系を構築し、その簡便かつ包括的な検査法としての可能性を検討した.【対象と方法】対象変異を含む配列を増幅させるprimerとEprobeを、それぞれの変異に対してデザインし統一したPCR conditionでKRAS, BRAFの変異を同時に検出する系を構築した.その系を用いて当科大腸癌切除検体80例の新鮮凍結組織から抽出したDNAに対して変異検出を行い臨床的有用性を検討した.【結果】plasmid DNAに対しKRAS(codon12、13)、BRAF V600Eいずれの変異も1%の微量変異が検出可能であった.大腸癌臨床検体の検討では80例中KRAS変異を21例(25%)に、BRAF V600Eを9例(11%)に確認した.【考察】Eprobe PCR法は大腸癌のKRAS, BRAF変異を同時にかつ高精度に検出する検査法として臨床的に有用である可能性が示唆された.
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