演題

SY-18-5

食道アカラシアに対する腹腔鏡下手術の現状と今後の展望

[演者] 坪井 一人:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 矢野 文章:1, 星野 真人:1, 山本 世怜:1, 秋元 俊亮:1, 増田 隆洋:1, 村上 慶四郎:1, 高橋 直人:1, 小村 伸朗:1, 柏木 秀幸:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【背景】食道アカラシアは代表的な一次性食道運動機能障害である。今回食道アカラシアに対する腹腔鏡下Heller-Dor手術(LHD)の手術成績を検討した。【対象と方法】食道アカラシアに対してLHDを施行した461例(男性242例,平均年齢45歳)の手術成績,術後経過ならびに手術満足度を検討した。【結果】手術時間,術中出血量の中央値はそれぞれ170分,0gであり,食事開始,術後在院日数の中央値は各々2日,4日であった。69例(15.0%)に術中粘膜損傷をきたしたが,すべて鏡視下に縫合した。平均観察期間67.7ヵ月中、術後つかえ感が遷延した5例(1.1%)に拡張術を施行し,術後の食道裂孔ヘルニア,筋層切開部の再癒着などから8例(1.7%)で再手術を施行した。術後アンケート調査では95%の症例が「手術成績に満足している」と回答しており,極めて良好な成績であった。【結論】食道アカラシアに対するLHDの手術成績は良好であった。
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