演題

OP-253-2

腹腔鏡手術におけるlearning curve短縮のための3次元実体型腹腔シミュレーターの開発

[演者] 磯部 陽:1
[著者] 西原 佑一:1, 菊池 弘人:1, 川口 義樹:1, 徳山 丞:1, 大住 幸司:1, 浦上 秀次郎:1, 尾本 健一郎:2, 石 志紘:1, 島田 敦:1, 松井 哲:1, 大石 崇:1, 松本 純夫:1
1:国立病院東京医療センター外科, 2:国立病院東京医療センター救急科

【目的】腹腔鏡手術のlearning curve短縮を目的としたトレーニングを実臨床に近い環境で行うことは容易でない.そこで,最新の造形技術を用いて,より実践的な手術シミュレーターの作製を試みた.【方法】ファソテック社と共同し,腹部CTデータ等から3Dプリンタにより3次元実体型腹腔シミュレーターを作製した.モデルは可搬式で,鼠径部ユニットの着脱,各臓器模型の配置,自動縫合器等の挿入,ポート挿入部位の調整等が可能な形状とした.次に,手術室で手術器具と腹腔鏡を装着し,本番同様に鼠径ヘルニア修復,消化管吻合,ロボット支援手術等のシミュレーションを行った.【結果】本モデルにより実際の気腹時の腹腔内視野と鉗子類の動きが再現され,内視鏡操作を含めた実践的シミュレーションが可能となった.【結語】気腹時の腹腔を忠実に再現するトレーニング系を用いることにより,手術のlearning curveがチームとして短縮される可能性が示唆された.
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