演題

OP-251-7

南海トラフ地震に外科医としてどう備えるか?ー阪神•淡路大震災以降の災害医療対応システムの進歩を踏まえて

[演者] 中山 伸一:1
[著者] 石原 諭:1, 川瀬 鉄典:1, 松山 重成:1, 黒川 剛史:1, 中山 晴輝:1, 濱上 知宏:1, 岡田 剛:1, 服部 賢司:1, 鵜飼 卓:1
1:兵庫県災害医療センター

【目的】阪神•淡路大震災以降の、わが国での災害医療対応における公助システムの進歩を踏まえ、南海トラフ地震に外科医として備えるべき方向性について考察する。【結果】災害医療対応システムの具体的進歩として、広域災害・救急医療情報システム(EMIS)、災害拠点病院、DMATなどの医療救護班派遣体制、ドクターヘリなどによる航空医療搬送、災害医療コーディネーターなどが挙げられる。【考察・結語】南海トラフ級の災害対応に完璧を求めるのは不可能としても、思考停止に陥ることなく、DMATなどの医療チームの被災地派遣と広域医療搬送などの被災地外への分散搬送を少しでも効率的に遂行する他に道はない。それを可能とするには、わが国の公助システムと災害医療対応の基本行動原則であるCSCATTT(Command & Control, Safety, Communication, Assessment, Triage, Treatment, Transport)についての、外科医を含む全医療人の共通理解と教育が不可欠である。
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