演題

OP-250-6

重症敗血症に対する高用量ガンマグロブリン製剤の有効性に関する基礎的検討

[演者] 尾野 大気:1
[著者] 竹内 裕也:1, 吉川 貴久:2, 福田 和正:1, 中村 理恵子:1, 高橋 常浩:1, 和田 則仁:1, 川久保 博文:1, 才川 義朗:1, 大森 泰:1, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学一般・消化器外科, 2:荻窪病院外科

背景敗血症は感染症により引き起こされるSIRSの病態であり,その本態は高サイトカイン血症に代表される過剰な免疫応答による全身の多臓器障害である.これまで我々はラット腹膜炎モデルにおいて高用量ガンマグロブリン製剤の前投与により有意に生存率が改善することを報告した.しかし本製剤後投与が生存率を改善したという質の高い研究報告はない.目的ラット盲腸結紮穿刺モデルに,腹膜炎成立後に高用量ガンマグロブリン製剤,及び抗菌薬を投与し生存率改善がみられるかを検討する.対象SDラット(雄)の盲腸結紮穿刺直後に,以下の4種類の薬剤を投与し,A群.コントロール群,B群.ガンマグロブリン群,C群).抗菌薬群,D群).ガンマグロブリンと抗菌薬併用群の4群に振り分け,32時間後の生存率を比較した.(Log-Rank検定)結果32時間の生存率はA群035,B群0.45,C群0.40,D群0.60であった.4群の生存率を比較すると有意差は出なかったが,A群とD群で最も差があった(P=0.105).
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