演題

OP-250-4

下部消化管穿孔に対する手術治療の臨床成績

[演者] 安藤 陽平:1
[著者] 東田 正陽:1, 上野 太輔:1, 河合 昭昌:1, 遠迫 孝昭:1, 窪田 寿子:1, 中島 洋:1, 奥村 英雄:1, 鶴田 淳:1, 松本 英男:1, 平井 敏弘:1, 中村 雅史:1
1:川崎医科大学消化器外科

はじめに:下部消化管穿孔に伴う敗血症は現在でも予後不良であり,重症例ではその治療に難渋する.様々な重症度のscoring systemが提唱されており,治療方針の決定に用いられている.POSSUM,PSS,MPI,Pなどを検討し,さらに様々な臨床検査所見と予後について検討した.対象:2003年から2013年3月までに当科で手術を施行した150例を対象とした.結果:平均年齢は72.6 歳.穿孔部位はS-49.6%,R-16.7%が多く,術式はHartmann operation が48.7%に施行されていた.術後CHDF施行例は33/150(22.0%)うち10例は死亡(30.3%).術後在院日数は30日.死亡率は12.7%(19 /150)であった.術後合併症を26.0%(39/150)に認めた.PSS score 10点以上にて有意差(p=0.001)を認めた.術前後のINR延長,Hb 10g/dl以下,年齢80歳以上,術後ALT 181IU/l以上で有意に死亡率が高かった.考察:治療成績のさらなる向上として,貧血や凝固異常の周術期管理が重要と考えられた.
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