演題

OP-250-3

内因性急性腹症に対する腹腔鏡手術の意義 -SSIと医療経済の観点から-

[演者] 土居 浩一:1
[著者] 小川 克大:1, 清水 健次:1, 山村 謙介:1, 尾崎 宣彦:1, 岩槻 政晃:1, 田中 秀幸:1, 杉山 眞一:1, 緒方 健一:1, 馬場 秀夫:2, 高森 啓史:1
1:済生会熊本病院外科センター, 2:熊本大学消化器外科

【はじめに】内因性急性腹症術後合併症は、SSIの頻度が高く、術後QOLの低下や医療費高騰の原因となる。【対象と方法】開腹群(O群)と腹腔鏡群(L群)のSSI発生率を比較し、SSIリスク因子と医療費について解析した。【結果】1. 急性虫垂炎手術:SSI発生率はO群(23.8%)がL群(8.1%)より高く(p<0.01)、医療費はO群(82200点)がL群(65400点)に比し高額であった(p<0.01)。2. 胃十二指腸潰瘍穿孔手術:SSI発生率はO群(15.9%)とL群(10.3%)間に有意差なく、医療費はO群(171000点)がL群(89700点)間に比し高額であった(p<0.01)。3. 急性胆嚢炎手術:SSI発生率はO群(13.8%)がL群(1.7%)に比して高かった(p<0.0001)。独立したSSIリスク因子は年齢、輸血と腹腔鏡手術が抽出された。医療費はO群(171000点)がL群(89700点)に比して高額であった(p<0.001)。【結論】内因性急性腹症に対する腹腔鏡手術は開腹手術に比してSSI発生率、医療費ともに優れた結果が得られた。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版