演題

OP-248-8

下肢静脈エコーによる術前DVTスクリーニングの有用性について

[演者] 伊藤 忠雄:1
[著者] 平島 相治:2, 吉井 一博:1
1:洛和会丸太町病院外科, 2:京都府立医科大学消化器外科

当院では以前より全身麻酔症例全例に術前に下肢静脈エコーで無症候性DVTをスクリーニングし周術期の致命的なPTEを予防している。2013年4月から2014年7月までに当科で行われた全身麻酔術前の下肢静脈エコー結果をretrospectiveに解析し無症候性DVT保持率およびDVTのリスク因子に関し検討した。対象となった全身麻酔症例は217例で191例(88%)に術前下肢静脈エコーが施行されていた。平均年齢は68才、男女比は56.5:43.5(%)で担癌症例は64例であった。DVTは15例に認めたが14例は女性であり(16.9%)、男性(0.9%)に比べ有意に保持率が高かった。担癌症例では8例(12.5%)にDVTを認め、非担癌症例(7例・5.5%)に比べこちらも有意に保持率が高かった。今回の検討でリスク因子とされた女性・担癌症例には下肢静脈エコーによる術前スクリーニングが推奨される。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版