演題

OP-248-7

脂肪乳剤の持続投与はBacillus敗血症に関連する可能性がある

[演者] 佐藤 武揚:1
[著者] 久志本 成樹:1
1:東北大学高度救命救急センター

【目的】当施設におけるBacillus属感染敗血症のリスクを明らかにし脂肪製剤の使用との関与を解析する。【対象と方法】当施設に2008-2013年に入室しカテーテル関連血流感染症を来した128症例・回を後方視的に検討した。静脈栄養、および脂肪製剤の使用量と投与方法との関連を解析しカテーテル関連血流感染症発生の年次推移を検討した。【結果】脂肪製剤を24時間持続投与としていた2012年までをみるとBacillus属カテーテル関連血流感染症は増加した。しかし脂肪製剤を間欠投与とした2013年をみると脂肪製剤使用量の増加にかかわらずBacillus属カテーテル関連血流感染症は減少した。【結論】脂肪乳剤の持続投与を伴う静脈栄養はBacillus敗血症に関連する可能性がある。しかし、脂肪乳剤の間欠投与はリスクを低下させることが考えられ、Bacillus属カテーテル関連血流感染症予防のためには脂肪製剤の投与方法の十分な検討が必要である。
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