演題

OP-248-2

心臓血管外科手術におけるIncisional negative pressure wound therapy (Incisional NPWT)の経験

[演者] 尾頭 厚:1
[著者] 奈良原 裕:1, 福田 智:1
1:菊名記念病院心臓血管外科

心臓血管手術におけるSSIは、予後をも左右する重篤な合併症である。今回我々は、心臓胸部大動脈手術患者へのIncisional NPWTの経験を報告する。【対象】2013年12月より2014年8月までに施行した心臓胸部大血管手術連続62例全例を対象とした。【方法】手術創にVAC Systemを装着。-125mmHgでの持続吸引での固定を5日間行った。5日間経過後、浸出液や創部離開が見られた場合はIncisional NPWTを延長した。【結果】Incisional NPWTを行った62例は、男性38例、女性24例、平均年齢67.5歳(32-94歳)、平均手術時間369分。緊急手術は14例(22.6%)、在院死亡は2例(3.2%)であった。連続62例のうち、61例では創部に問題なく、1例で5日経過後も浸出液や僅かな離開を認めたため、Incisional NPWTを延長し治癒した。明らかなSSIはみられなかった。創面の固定は良好で、整容面でも優れていた。【結語】心臓胸部大血管手術創へIncisional NPWTを行い、良好な結果を得た。
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