演題

OP-248-1

消化器外科領域における高気圧酸素療法(HBO)の有効性

[演者] 平井 一郎:1
[著者] 菅原 秀一郎:1, 安次富 裕哉:1, 福元 剛:1, 山岸 岳人:1, 柴田 健一:1, 渡邊 利広:1, 矢野 充泰:1, 藤本 博人:1, 高須 直樹:1, 鈴木 明彦:1, 蜂谷 修:1, 木村 理:1
1:山形大学第一外科

【はじめに】消化器外科の高圧酸素(HBO)の報告は少ない。【対象と方法】HBO 66例。2気圧、100%酸素、60分。【全症例の結果】平均施行回数11.6回で、84.4%有効。開始から平均4.4日で解熱、検査、症状、画像改善。【疾患別HBO効果】PD 後の膿瘍4例で改善。DP 後の膵液瘻、膿瘍3/4例が治癒。急性膵炎2例中、仮性嚢胞の感染に有効。食道の縦郭・腹腔膿瘍、胃癌術後の膿瘍3/5例、肝膿瘍、離断面感染に有効。大腸疾患8/10例、特に遺残膿瘍、UC後回腸嚢潰瘍、黄疸に有効。虫垂炎後膿瘍9例で有効。腹壁膿瘍、イレウス、腸管気腫症、メッシュ感染、化膿性脊椎炎、胸骨骨髄炎、後腹膜膿瘍も早期に治癒。【結語】1.HBOは多発感染巣、蜂窩織炎、後腹膜のドレナージ困難例の治癒を速める。2.HBOは嫌気性、好気性菌にも有効。3.HBOは84.4%で有効で、平均4.4日で解熱、白血球、CRP、画像が改善。4.腸管交通例は外科的処置すべき。5.保存的治療で改善なき場合HBOも考慮。
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