演題

OP-247-5

結腸がん手術へのenhanced recovery after surgery ( ERAS)プロトコル導入の検討

[演者] 栁田 尚之:1
[著者] 中野 詩朗:1, 稲垣 光裕:1, 赤羽 弘充:1, 芝木 泰一郎:1, 舩越 徹:1, 乾野 幸子:1, 木村 鐘康:1, 梅本 公平:1
1:JA北海道厚生連旭川厚生病院外科

(目的)Enhanced recovery after surgery (ERAS)プロトコルを導入し,アウトカムの検討,安全性の確認および有効性の評価を行った.(対象と方法)ERASの主要素17項目のうち「腸管前処置なし」「絶飲食期間短縮,水分・炭水化物摂取」「周術期経口栄養摂取」を採用したERASプロトコルを作成した.2011年11月より2014年4月までの結腸がん待機手術症例中ERASを適応した群(56例) と同時期の従来管理症例:Control 群(61例) を対象とし,周術期の因子につき比較検討を行った.(結果)手術時間,出血量は両群で有意差はなかった.術後初回排ガス日はERAS群で優位に短く、初回排便日,食事開始日,術後入院日数はERAS群で短い傾向にあった.Rapid turnover proteinの推移は両群間で差はなかった.合併症の発生率に両群間で差はなかった.(考察)ERAS群は従来管理のControl群と同等の安全性で行うことができ,第一排ガス日の短縮が図られ,術後の各経過が短縮される傾向にあった.
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