演題

OP-247-4

左側結腸癌腹腔鏡手術における術前絶食期間短縮化の臨床的意義

[演者] 山口 将平:1
[著者] 南 一仁:1, 松山 純子:1, 上江洌 一平:1, 河野 浩幸:1, 金城 直:1, 辻田 英司:1, 江頭 明典:1, 山本 学:1, 池田 泰治:1, 森田 勝:1, 藤 也寸志:1, 岡村 健:1
1:国立病院九州がんセンター消化器外科

【目的】術前絶食期間短縮化は、Fast track surgery構成項目のひとつであるが、今回、左側結腸癌の腹腔鏡手術において、その臨床的意義を検討した。【対象と方法】2013年1月から2014年8月に施行された左側結腸癌の腹腔鏡手術46症例を対象とした。術前絶食期間を短縮したFast track群(F群)17例と、従来の絶食期間を設けた対照群(C群)29例とに群分けし、術後成績を比較検討した。【成績】術後合併症はF群12%、C群28%であり、F群で低い傾向にあった。術後在院期間、術後WBC、CRP値では両群間に有意差はなかった。しかし、術後Alb値(g/dL)は、術後1日目でF群3.28±0.07、C群3.11±0.05、術後3日目でF群3.34±0.07、C群3.11±0.07と、F群ではC群と比較して有意にAlb値が高かった(p<0.05)。【結語】左側結腸癌の腹腔鏡手術では、術前絶食期間を短縮化することで、術後早期より栄養状態の改善を認め、術後早期回復が促進される可能性が示唆された。
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