演題

OP-247-1

消化器術後患者に末梢静脈栄養療法を施行した際の血中水溶性ビタミン濃度の変動と栄養代謝に対する影響

[演者] 齊田 芳久:1
[著者] 榎本 俊行:1, 高林 一浩:1, 中村 陽一:1, 長尾 さやか:1, 渡邊 良平:1, 高橋 亜紗子:1, 竹下 惠美子:1, 渡邉 学:1, 岡本 康:1, 浅井 浩司:1, 桐林 孝治:1, 草地 信也:1, 長尾 二郎:1
1:東邦大学医療センター大橋病院外科

消化器術後患者を対象とした術後の水溶性ビタミンの血中濃度を測定する臨床研究を実施した。対象と方法:2010-2011年に50例の大腸・胃癌患者を対象とし、術前術後水溶性ビタミン値を測定、ビタミン含有栄養輸液での変化も測定した。結果:男性34名、平均年齢69.4歳であった。平均のVitC値(μg/mL) 大腸癌/胃癌術前8.17/8.59、術直後4.52/4.85、食事開始時3.84/3.98、術後1週間4.91/5.68など水溶性ビタミンの術後血中濃度の低下が見られ、術後栄養輸液にビタミンを併用すると平均のVitC値(μg/mL) 大腸癌/胃癌術前7.49/8.31、術直後4.40/5.75、食事開始時6.44/7.73など血中濃度は改善した。栄養輸液に水溶性ビタミンを併用した場合にはホモシステイン、乳酸の上昇を認めず、代謝反応の改善に影響していることが推測された。結論:消化器術後患者では水溶性ビタミンの血中濃度の低下を認め、その補充は代謝反応の改善に有効であることが示唆された。
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