演題

OP-246-7

Fast track surgeryにおける早期経口栄養管理:当院における術後開始食の工夫

[演者] 桑原 博:1
[著者] 関 亮太:1, 小川 康介:1, 米倉 孝治:1, 真田 貴弘:1, 中村 典明:1, 五関 謹秀:1
1:秀和総合病院 外科

我々は2006年より胃・大腸術後1病日より経口栄養を開始する栄養管理を行っている。初期には開始食として市販栄養剤を使用していたが、「甘味」に起因する摂食コンプライアンスの低下が問題になった。甘すぎる栄養剤に代わるものとして、たんぱく質・ビタミン・ミネラルを強化した新規術後食(プロミア®)を開発し2008年より1年間試験導入したところ、摂食コンプライアンスの上昇がみられ、術後在院日数も短縮された。その後本格的に胃大腸術後管理に新規術後食を導入。特に大腸では経口補水液も併用したパスを作成し、吻合を伴う大腸切除症例100例に適用したところ、パスの完遂率90%・術後在院日数中央値8日と良好な結果となった。消化器手術術後の早期経口栄養管理は早期回復・在院日数短縮にも寄与するが、食事の内容・特に「味」も術後経過に影響を与える重要なファクターである。
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