演題

SY-17-6

Real worldを見据えた虚血性心疾患への外科介入

[演者] 岡田 隆之:1
[著者] 楠瀬 貴士:1, 丸山 高弘:1, 渡辺 健一:1, 角田 智彦:1, 金本 真也:1, 湊 直樹:1
1:関西医科大学胸部心臓血管外科

当院で2009年4月~2014年5月にCABGを施行した302例を検討して、外科治療の役割を講じた。
複雑冠動脈病変へは、標的冠動脈にonlay法が必要な場合はLADのみならずCx, RCAへも採用して、完全血行再建を図る。47例onlay 53枝でonlayのみ35枝、内膜摘除術+onlayは18枝。術後造影でネイティブに同径化・平滑化する良好なremodeling現象や、OCTでは血管内皮再生が示唆され、遠隔期成績の向上が期待できる。
NSTEMIへのCABGはエビデンス・レベルAだが、介入時期により予後の較差が生じている。薬剤抵抗性でPCI 不適応例は緊急・早期CABGで対応するが、長期予後改善は難しい。一方、待機的CABG症例はPCIとの比較試験も繰り返し行われており、CABGが遠隔成績で優れている。
虚血性僧帽弁逆流の多くは弁輪柔軟性の温存は効果薄でETlogix ringを8例使用。乳頭筋接合術や2次腱索処理等での弁下構造形成で良好な左室リモデリングを促し、個々にMVRの検討を要する。
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