演題

OP-245-6

85歳以上の超高齢者消化器手術症例における術後合併症のリスク因子の検討

[演者] 玉川 洋:1
[著者] 澤崎 翔:1, 神尾 一樹:1, 大島 貴:2, 湯川 寛夫:2, 利野 靖:2, 益田 宗孝:2
1:上白根病院外科, 2:横浜市立大学外科治療学

【目的】 85 歳以上の超高齢者腹部手術症例の術後合併症ならびに周術期死亡率の検討.【対象と方法】2011年1月から2014年7月までに消化器手術が行われた85 歳以上の超高齢者症例108 例(穿孔症例を除く).これらの症例を,85歳以上90歳未満と90歳以上に分け,合併症発生率,周術期死亡率を比較検討した.【結果】周術期死亡例は108例中9例であった.超高齢者症例では術前併存疾患を持つ症例が多く, ASA分類でclass3以上の症例(p=0.013),術前腸閉塞症例(p=0.035)では有意に術後合併症発生率が高く, ASA分類でclass3以上の症例で周術期死亡率が高かった(p=0.027).また,統計学的有意差を認めないものの,緊急手術症例,術中出血量の多い症例で術後合併症の発生率は約2倍となり, CRI分類でmedium以上,術中出血量の多い症例,手術時間の長い症例で周術期死亡率は約2倍となった.両群間の比較検討において,合併症発生率,周術期死亡率は差がなかった.
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