演題

OP-245-5

当院における膵頭十二指腸切除術後中長期合併症の検討

[演者] 浅野 智成:1
[著者] 清水 泰博:1, 千田 嘉毅:1, 夏目 誠治:1, 伊藤 誠二:1, 小森 康司:1, 安部 哲也:1, 三澤 一成:1, 伊藤 友一:1, 木村 賢哉:1, 木下 敬史:1
1:愛知県がんセンター中央病院消化器外科

[背景]膵頭十二指腸切除(PD)術後の胆管炎、残膵炎または吻合部潰瘍といった中長期合併症に関する検討の報告は少ない。[目的]PD術後中長期合併症について頻度、危険因子、治療法などを検討。[対象]2008年1月から2013年12月までにPDを施行した221例。[方法]中長期合併症として、①胆管炎、②残膵炎、③吻合部潰瘍について検討。非胆管炎(A)群と胆管炎(B)群、B群を抗生剤治療のみで軽快したB1群と吻合部狭窄に対して内視鏡的治療を要したB2群に分類。 [結果]胆管炎(B)群は39例 (18%)であり、B1群16例、B2群23例。多変量解析においてA-B群間では術後在院日数が、B1-B2群間では非癌症例が有意な予測因子であった。残膵炎は4例(2%)、吻合部潰瘍は7例 (3%)に認めた。 [考察]胆管炎の発生率は18%であり術後在院日数が予測因子であり、非癌症例は胆管空腸吻合部狭窄の危険性が高い。残膵炎、吻合部潰瘍は症例も少なく、その危険因子同定には多くの症例集積が必要。
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