演題

OP-244-4

SF36v2を用いた膵切除後のQOL評価

[演者] 川口 桂:1
[著者] 片寄 友:2, 佐藤 菜保子:3, 益田 邦洋:1, 岡田 良:1, 石田 晶玄:1, 藪内 伸一:1, 深瀬 耕二:1, 大塚 英郎:1, 水間 正道:1, 坂田 直昭:1, 中川 圭:2, 岡田 恭穂:1, 森川 孝則:1, 林 洋毅:1, 吉田 寛:1, 元井 冬彦:1, 海野 倫明:1
1:東北大学消化器外科, 2:東北大学統合がん治療外科, 3:東北大学大学院医学系研究科保健学専攻 がん看護学分野

【緒言】膵切除は高度侵襲を伴う大手術であり術後のQOL低下は重大な問題であるが、これまで膵切除がQOLへ及ぼす影響を検討した報告はない。我々は現在SF36v2を用い、膵切除後の長期的な患者QOLを評価している。【目的】膵切除がQOLへ及ぼす影響を検討する。【対象】2013年以降当科で膵切除を施行し、2014年9月現在、術後1年のQOL調査を完了している20例。膵頭十二指腸切除(PD)7例、膵体尾部切除(DP) 13例。20例中6例に血管合併切除が付加された。【結果】PDでは術後3、6ヶ月で術前に比し有意にQOLの低下を認めたが、1年で術前と同等にまで回復した。一方、DPではQOLの低下を認めず、早期より術前と同様のQOLが保たれていた。また、血管合併切除を付加した症例は術後3、6ヶ月までの有意なQOL低下を認めた。【結語】SF36v2により膵切除がQOLへ及ぼす因子を客観的に評価可能であった。今後更なる症例を集積し、膵切除の認容性向上に繋げたい。
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