演題

OP-244-2

切除不能・再発尿膜管癌11症例に対する化学療法の検討

[演者] 笹田 伸介:1
[著者] 橋本 淳:1, 公平 誠:1, 山本 春風:1, 温泉川 真由:1, 清水 千佳子:1, 田村 研治:1
1:国立がん研究センター中央病院乳腺腫瘍内科

【背景】尿膜管癌は非常にまれな悪性腫瘍であり,化学療法の標準治療は存在せず,組織型が消化管腺癌に類似していることから,胃癌・大腸癌に準じたレジメンが選択されることが多い.【対象】2006年3月から2013年3月の間に初診した切除不能・再発尿膜管癌で化学療法を施行した11症例.【結果】年齢は中央値51歳,男性8例,女性3例,StageIV 3例,再発8例であった.化学療法はCDDP+S-1療法7例,CPT-11療法4例,GEM療法3例,その他(治験薬含む)11例に施行された.全症例の生存期間中央値は23か月,2年生存率は45%であった.レジメン毎の最良効果および無増悪期間中央値は,CDDP+S-1療法:PR 3例(43%),SD 4例(57%),11か月,CPT-11療法:SD 1例(25%),PD 3例(75%),2か月,GEM療法:PR 2例(67%),PD 1例(33%),6か月であった.【考察】切除不能・再発尿膜管癌に対する化学療法の有効性が示唆されるが,生存への寄与など更なる検討が必要である.
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