演題

OP-243-2

当院における90歳以上超高齢者手術症例の検討

[演者] 尾本 至:1
[著者] 野間 秀歳:1, 下村 寛貴:1, 黒島 一直:1, 奥村 浩:2, 前村 公成:2, 石神 純也:2, 夏越 祥次:2
1:栄和会 寺田病院, 2:鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科

【目的】90歳以上超高齢者で術後合併症を起こす危険因子について検討する.【対象と方法】対象は当院で手術を施行された90歳以上の40例(手術件数42件). 平均年齢 91.95歳(90-96歳),男女比は,15:25.待機手術 29件,緊急手術13件.良性疾患30件.悪性疾患12件であった.術前状態,術中状態,術後合併症について解析.【結果】術前の状態をASAで評価すると,ASA 1 : 2 : 3 = 2: 34 : 4. 平均手術時間は1時間48分(11分-7時間37分),平均出血 107ml (0-811ml), Clavien-Dindo分類(CD分類)で術後合併症を評価すると,CD分類 1 : 2 : 3a + 3b : 4a + 4b : 5 = 25 : 5 : 5 : 3 : 4. CD分類と関連を認めた因子は,緊急手術,ASA,手術時間,術中出血,良悪性疾患であった.在院死4例はすべて悪性疾患症例であり3例で根治術を施行され,うち2例は腹腔鏡手術であった.【結語】超高齢者の手術で,悪性疾患の場合,出血が少ない短時間での操作が必要である.
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