演題

OP-242-2

膜型人工肺、透析膜を組み合わせた摘出前体内灌流システムによる研究

[演者] 萩原 正弘:1
[著者] 松野 直徒:1, 石井 大介:1, 鈴木 達也:1, 渡邉 賢二:1, 小西 奈々美:1, 今井 浩二:1, 川原 敏靖:1, 古川 博之:1, 小原 弘道:2
1:旭川医科大学消化器病態外科, 2:首都大学東京理工学科

【対象と方法】ブタの肝臓、腎臓を心停止後60分の温阻血障害におき、残留ドナー血液を用いSubnormothermic条件(20~23℃)下で60分間、膜型人工肺、透析膜によりドナー管理施行。臓器摘出後2時間単純冷却、灌流型臓器保存装置に配置し灌流。評価項目は体内灌流中はpH、乳酸、BEを計測、機械灌流では灌流圧、流量、灌流液中逸脱酵素評価。【結果】膜型人工肺、透析膜を組み合わせた体内灌流ではpH7.2から7.4と回復。乳酸は17.5以上と改善せず。摘出後、腎臓の機械灌流による評価では、60分後に0.4ml/min/gにおいて39mmHgと低圧力で灌流可能となった。2時間灌流終了時に28mmHgとなり、非体内灌流群と比較し、腎臓内微小循環の健全性が確保されていると考えられた。肝臓では灌流評価中のAST、LDH(IU/L)は体内灌流群と比較し2242vs1050、4455vs2055と体内灌流群で低値であった。【結語】臓器摘出前の膜型人工肺と血液透析を組み合わせた体内灌流の有効性が示された。
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