演題

TLR-3,4アゴニストをアジュバントとするNY-ESO-1タンパクがんワクチン臨床試験

[演者] 武岡 奉均:1
[著者] 和田 尚:1, 宮崎 安弘:1, 高橋 剛:1, 黒川 幸典:1, 山崎 誠:1, 宮田 博志:1, 中島 清一:1, 瀧口 修司:1, 森 正樹:1, 土岐 祐一郎:1
1:大阪大学消化器外科

NY-ESO-1はがん・精巣(CT)抗原の一つである。今回、NY-ESO-1タンパクワクチン投与に際し、免疫賦活剤としてTLR-3,4アゴニストであるPoly-ICLC・ピシバニールOK-432を併用した第一相臨床試験を行った。方法;NY-ESO-1抗原を発現する進行再発悪性腫瘍症例を対象とした。NY-ESO-1蛋白、モンタナイドを2週間隔で6回の皮下投与を行うに際し、単独群、+OK-432群、+PolyICLC群、+OK-432・PolyICLC群の合計15症例が参加した。 主目的は安全性、副目的は抗腫瘍効果と免疫誘導能を評価した。結果;グレード3以上の有害事象は認められなかった。臨床効果は1症例にSDを認めた。NY-ESO-1特異的免疫反応を解析したところ、抗体反応は全症例で増強していた。結語;Poly-ICLC、OK432をアジュバントとするNY-ESO-1タンパクがんワクチンは安全であり、今後は末梢血を用いたNY-ESO-1特異的T細胞反応の解析をすすめ、本学会で報告する。
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