演題

PgR高発現のER陽性HER2陰性乳癌は、タンパク質レベルで性質の違いがあるのか

[演者] 長谷川 美樹:1
[著者] 小山 諭:1, 永橋 昌幸:1, 利川 千絵:1, 土田 純子:1, 辰田 久美子:1, 萬羽 尚子:1, 五十嵐 麻由子:1, 石川 卓:1, 亀山 仁史:1, 小杉 伸一:1, 小林 隆:1, 坂田 純:1, 滝沢 一泰:1, 島田 能史:1, 羽入 隆晃:1, 番場 竹生:1, 皆川 昌広:1, 若井 俊文:1
1:新潟大学消化器・一般外科

【背景】乳癌のサロゲートマーカーとしてPgRが提唱され,PgR高発現かつKi-67高値であるER陽性HER2陰性乳癌の分類が問題となっている.【目的】PgR高発現のER陽性HER2陰性乳癌は,サブタイプを特徴づける質的量的なタンパク質の違いを有するのか明らかにする.【対象と方法】Ki-67レベルによりLuminal A乳癌とLuminal B乳癌を分類した.病理ブロックより腫瘍を採取し,質量分析計でタンパク質を同定・定量した.【結果】Luminal A乳癌では,コラーゲン,血中タンパク質に加えて,がん細胞の遊走能に関与するたんぱく質(Periostin)などが高発現していた.Luminal B乳癌では,転写・翻訳や代謝に加えて,細胞分化やアポトーシスに関与するたんぱく質(Cell differentiation protein RCD1 homolog, Programmed cell death protein 4)などが高発現していた.【結語】PgR高発現のER陽性HER2陰性乳癌は,タンパク質レベルで性質の違いがある.
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